Appleが第1四半期の業績を発表:史上最高の売上を達成

今年もこの時期がやってきました。Appleは2021年第1四半期の決算を発表し、前年比21%増という史上最高の売上を達成しました。Appleの売上は1,114億ドル(約11.6兆円 2021年1月29日現在)で、その64%は海外での販売によるものです。同社はまた、iPhone、ウェアラブル、およびサービス全体で記録的な収益を発表しています。

過去最高の売上高を記録

Appleは、2020年12月26日に終了した会計四半期の決算を発表しました。これまでの四半期売上記録は1,114億ドル(約11.6兆円 2021年1月29日現在)と過去最高を記録したことに加え、希薄化後一株当たり四半期利益は35%増の1.68ドル(約175円 2021年1月29日現在)でした。

同社の最高財務責任者(CFO)であるLuca Maestri氏によると、同四半期は各製品カテゴリで2桁の成長を見せ、Appleの各地域で史上最高の売上を達成したと述べています。またMaestri氏は、Appleの最終四半期は「アクティブデバイスのインストールベースで過去最高を記録した」と述べています。

在宅ワークとホリデーシーズンの販売で大幅に売上増

Appleの最高経営責任者 (CEO) であるTim Cook氏は声明で次のように伝えています。

「Appleの今四半期の業績は、世界中のAppleのチームメンバー全員のたゆまぬ努力と革新的な仕事がなければ実現しなかったでしょう。歴史的なホリデーシーズンにお届けした他に類を見ない最先端の製品群に対するお客様の熱狂的な反応に感謝しています。また、私たちは、人種的公平性と正義への取り組みや、アメリカ全土で3,500億ドル(約36.4兆円 2021年1月29日現在)を投資するという複数年にわたるコミットメントを通じて、私たちが一員であるコミュニティが力強く公平に復興していくために、どのような支援ができるかにも力を注いでいます。」

多数の企業がパンデミックの中で苦戦していますが、成功を収めている企業もあります。多くの人が在宅ワークに移行したことで、ノートパソコン、タブレット、ウェブカメラなどの需要が大幅に増加しました。また、同四半期は、iPhone 12の発売とホリデーシーズンの販売も追い風となったようです。

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