ハードウェアで何度も失敗してきたMicrosoftは、2-in-1タブレットPC「Surface Pro」で、ようやく成功を手にしたようです。それ以来、Surfaceブランドは、ラップトップ、オールインワンデスクトップ、そしてまもなくデュアルスクリーンのAndroidスマートフォンなど、他の製品にも展開しています。多くの人にとって、Surface Proはいまだに製品ラインのベースであり、Surface Pro 7は待望のUSBタイプCの採用により、ほぼ完璧なものとなっています。しかし数ヶ月前から、これらのタブレットがランダムにシャットダウンし始め、苦情の数が増えているにもかかわらず、Microsoftからはほとんどなんの見解もありません。
順調に見えたSurface Pro 7
Microsoftの歴史、特にWindows10の歴史を考えると、突然説明のつかないバグが発生すると聞いてもそれほど驚くことではありません。Windows10のアップデートに関するバグは、さまざまなデバイスで発生する可能性があるため、ほとんど予測できません。
残念ながらMicrosoftは、戸惑いや不満を感じているSurface Pro 7のユーザーのことは気に留めていないのかもしれません。明らかな理由もなくタブレットコンピューターがシャットダウンするバグは、2019年後半から発生しています。もうすぐ半年が経とうとしているのに、Microsoftからのはっきりとした解決策は今のところありません。
担当者は事象を調査中
Surface Pro 7がファーストパーティーのデバイスであることを考えると、Microsoftの対応は、ユーザー側からすると、軽視されているように感じるかもしれません。問題が報告されてから数か月後にやっと、サポートフォーラムのMicrosoftの担当者は、会社が問題を調査中であり、解決策が検討されている可能性があることをユーザーに示唆しています。
その間、ユーザーは他に選択肢がなく、提案されたいくつかの回避策を試すしかありませんが、どれも確実な解決策ではないようです。この時期、コンピューターがいかに必要不可欠なものになったかを考えれば、ユーザーは、自社のハードウェア製品を必要に応じて適切にサポートできないMicrosoft社の能力を心配するのは当然のことです。