愛犬は家族の一員だ。だから、クルマに乗せる時には、子供と同じ位安全を守りたい。また動き廻るワンコやペットは運転の妨げになる。でも子供と違って、彼らにはシートベルトがかけられない。そこで、 シートベルトとほぼ同様の役割を果たすクルマ用ドライブボックスだ。災害時のハウスやクレートにもなるし、愛車を傷から守り、衛生的に保ってくれる。
今回は、手頃な価格の中小型ペット用ドライブボックスはどれが良いのか、私たち編集部が調査した中で、トップ5をおすすめしよう。
1位 アイリスオーヤマ ペットボックス
価格: ¥4,502
サイズ: 32 × 34 × 24 cm
小・中型犬、助手席・後部座席用、折りたたみ。 防水、撥水、通気性、水洗い可能、飛び出し防止、キャリー。猫・ウサギにも
特徴
1)4つのファスナーでボックスにする。折りたたみ式。
2)裏のストラップにシートベルトを通して安定。キャリー用のベルトをヘッドレストにかけて安定させる。飛び出し防止ストラップ2本つき。
3)S、M、Lの3サイズあり、Sは5キロ位、Lは15キロ。
4)トップに開閉できるメッシュカバーがあり、小型犬の飛び出しも防げる。巻いて止められる。
レビュー
アイリスオーヤマならではの工夫が随所に。シートベルトを通して安定させられ、キャリーとしても使える。4つのファスナーを閉じるとボックスになる。ワイヤー入りで型崩れしにくい。 ペットシート付きで、固定スナップは少し使いにくいが取り外して水洗いできる。底が多少たわむが、全体として使いやすく、価格なりの価値あり。ファスナーを開ければ乗り降りしやすい。
2位 MERISNY ペット ドライブボックス
価格: ¥2,180
サイズ: 40 × 32 × 23cm
概要:中小型犬、猫、助手席用、折りたたみ。キャリー・車載カバー、防水、通気性、水洗い可能、飛び出し防止ベルト。
特徴
1)新型になってボックス裏にも固定用ストラップが着いた。
2)サイドのベルトをシートの背面にバックルを回して、しっかりと固定できる。助手席、または独立した後部座席用。
3)サイドがメッシュになっている。
4)MERISNY正規品は購入日から12か月保証付。
レビュー
赤×グレーのツートーン、またはグレー単色の2種。スタイリッシュなデザインの人気商品。 ペットキャリー、ドライブボックス、室内ボックスとしても使用可 。両サイドはメッシュ仕様で通気性が良い。仔犬、小型犬も飼い主の顔が見える。ポケットも大きい。同様のデザインで、他メーカー、他色の物も。
3位 HIPPIH ペット ドライブボックス
価格: ¥1,880
サイズ: 40 × 30 × 25cm
概要:中小型犬、猫、助手席用、防水、通気性、水洗い可能、シートベルトで固定。車載カバー。飛び出し防止ベルト、折りたたみ。
特徴
1)シートベルトで固定でき、前後のストラップをヘッドレストにかけて固定するので、急ブレーキ時などにも安定している。
2)1年保証あり。臭いが少ない。
3)ブースターシート付き。サイドがメッシュ。
レビュー
同様の商品は多い一般的なタイプ。低価格でコストパフォーマンスが高い商品。固定がしっかりしており、軽自動車にもSUV、全車種に使える。黒、グレー無地、ピンク無地がある。1年保証がある。
4位 LAPOND 再改良2020型 ペットドライブボックス
価格: ¥2,480
サイズ: 38 × 39 × 29cm
概要:中小型犬、猫、助手席用、折りたたみ。キャリー・車載カバー。防水、通気性、水洗い可能、飛び出し防止ベルト。助手席・後部座席
特徴
1)長短のパイプを接続してサポート力を強化。
2)ショルダーストラップをヘッドレストにかけ、側面のストラップを座席背面に回して固定。
3)長短のパイプを接続して組み立てるタイプなので、サポート感が高い。
4) サイドはメッシュ。前面のポケットが大きめ。
レビュー
デザインは、他の多くの商品と似ているが、型崩れを防ぐための改良が重ねられている。2020年型は長短のパイプ12本を接続して組み立てれば、脚をかけた時も安心。キャリーバッグにはならない。付属のブランケットが薄い。正面のポケットが大きめで使いやすい。
5位 PETSFIT ペットドライブボックス
価格: ¥5,999
サイズ: M40×38×35cm L73×40×34cm
中小型犬、猫、助手席用、シートベルトで固定。折りたたみ。キャリー・車載カバー。防水、通気性、水洗い可能、飛び出し防止ベルト。助手席・後部座席。春夏秋冬。
特徴
1)シートベルトをボックス裏の2つのストラップに通して固定し、さらにストラップをヘッドレストに掛けて固定する。
2)ペットのソファとも呼べる。外のボックスと中のボックスをファスナーで固定するタイプ。
3)中ボックスは両面リバーシブル。ベロア素材。
レビュー
高額なので5位としたが、オシャレ感がある素材・スタイルでペットも快適。上げ底パーツを使うと ペットが外を見やすくなる。中ボックスは片面がベロアで、両面を寒暖に応じて使い分けると快適。ドライブシートに近い居住性。ポケットは小さめでデザイン重視。
特別編 ボックスにもなる ASAKA ドライブシート
価格: ¥2,980
サイズ: 137 × 46 × 56cm
中小型犬、猫、 シートベルトで固定。多目的に使えるシート、ボックス型。折りたたみ。防水、通気性、水洗い・洗濯機使用可。飛び出し防止ベルト。 後部座席。メッシュ素材。底面に滑り止め付き。飛び出し防止ベルト付き。
特徴
1)トラックやアウトドアなど、多目的に使えるシートで、大型の車種にも対応。
2)サイドのファスナーを閉じるとボックス型になる。
3)固定用ホースをシートの座面と背面の間に差し込んで安定させ、バックルをヘッドレストに掛け、シートベルトと固定する。
4)12か月の保証とアフターサービス付き。
レビュー
後部座席用で飛び出し防止ベルト付きのこの商品は、シートにもボックスにもなる多目的に使えるので便利。
まとめ
愛犬などとドライブする時、まず大切なのは、ドライバーが安心して運転できること。運転中にドライバーに乗ったり、車内を動きまわるのはとても危険だ。小中型犬や、仔犬・仔猫・ウサギなどはボックスに入れれば、 シートやトリムを保護し、車内を清潔に保てる。
2000円以下からある商品は、どれも防水性、耐摩擦性に優れた600D厚地ポリエステル・オックスフォード布素材を使っている。
メッシュ素材だと飼い主や窓の外が見える。 臭いがある場合は、消臭剤を使うか、水洗いして通風すると数日で取れる。
シートベルトを通して使うタイプと、ストラップ3点式は急ブレーキ時などの安定性が良いので、一番のオススメは1位アイリスオーヤマ。類似品と違ってファスナーもしっかりしている。
¥3000以下で抑えたい場合は、2位のMERISNYか、4位のLAPONDをオススメしよう。