高級キャンピングトレーラーブランド、エアストリーム(Airstream)社は、外出先で仕事をするための小さな専用オフィスを備えた『フライング・クラウド30FBオフィス』を発表しました。移動しながら働く人に向けた、特別なキャンピングカーとなっています。
フライング・クラウド30FBオフィスには、小さなキッチン、シーティングエリア、テーブルなど、生活に必要なものはすべて揃っています。最大の特徴は、ビルトインデスク、ノートパソコン用のAC/USBコンセント、複数のUSB充電ポートを備えた専用のオフィススペースです。
また、ボードマーカーでメモを書くことができる収納キャビネットも装備。引き出しや回転椅子、クッション付きの小さなベンチも用意されています。
エアストリームは、多くの在宅ワーカーが移動中にリモートで仕事をしていると指摘しています。今回のオフィススペースは、キャンピングカーでテレビを見たり料理をしたりしている人がいる中で、仕事をするためのプライベート空間を提供することを目的としています。作業スペースとして必要のないときは、ベンチを小さなベッドに延長することで、オフィスを寝室に変えることができます。
現在、在宅で仕事をする人が増加していますが、パンデミック終息後も同様の勤務形態が続くと予想されています。
フライング・クラウド30FBオフィスのフロアプランは、現在エアストリームのウェブサイトに掲載されており、価格は107,500ドル(1,129万円)からとなっています。