スイスのジュネーブにあるアトリエ「La Fabrique du Temps Louis Vuitton(ラ・ファブリク・デュ・タン ルイ・ヴィトン)」の時計職人たちは、ルイ・ヴィトンを時計の分野に進出させ、業界のトップ企業と肩を並べるようになりました。そんなルイ・ヴィトンブランドの最新作は、「タンブール カーブ フライング トゥールビヨン ポワソン ド ジュネーブ」です。
最先端の技術とラグジュアリーな美学を融合させた新しいフライング・トゥールビヨンは、普通の腕時計ではありません。製品名の「フライング」にある通り、超軽量な素材を使用しています。この素材は、航空機を製造するために採用されたカーボストレイタムと呼ばれているもので、超軽量かつ耐久性に優れています。
最新作の斬新な技術
他に類を見ないこの高級時計は、100枚以上のカーボンシートをランダムに重ね合わせてから圧縮して強力な素材にし、時計ケースのような曲線を描くように削り出す工程を経て作られています。このプロセスはランダムであるため、一つとして同じ製品は出来上がりません。
文字盤の中央にお馴染みのルイ・ヴィトンのロゴである「L」「V」があしらわれており、ルイ・ヴィトンのタンブールシリーズに未来的な要素を加えた次世代の製品です。
法外な価格を裏付ける最高級の価値
この時計は、グレード5チタンベースでムーブメントCal.LV108を搭載し、9時位置には時計製造技術の中でも難易度の高いトゥールビヨンを備えたオープンワーク(文字盤から中のムーブメントが見える仕様)のフェイスを誇っています。時計のラグは、価格を大幅に上昇させる18カラットのホワイトゴールドで作られています。
この新しい「タンブール」は機械式ムーブメントで80時間のパワーリザーブを備え、6時位置と裏蓋には最高級のスイス時計であることを証明するポワソン・ド・ジュネーヴのシールが貼られています。
標準モデルとダイヤモンドをちりばめたモデルが用意され、価格は今後明らかにされる予定です。