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Facebookがアバターをリリース:次の一手はアイテム販売か

Facebookの公式アバターが米国時間5月13日にリリースされました。アプリ開発責任者であるフィジー・シモ氏は、「私たちは米国でのアバターの発売記念を祝っている」と述べました。Facebookアバターは、まずは米国内のFacebookおよびメッセンジャーアプリの新しいiOSデバイス(iPhone、iPad)で最初に表示され、 その後、デスクトップやAndroidアプリでもシステムリリースされる見込みです。

Facebookアバターとは?

Facebookアバターは、実際の人間であるユーザーがカスタムして作ることができます。同社は、最終的にはユーザーがアバターをメッセンジャーや他の多くのFacebookプロパティでも共有できるようにする予定です。ユーザーは、アバターをコメントやストーリー、および背景付きのテキスト投稿で使用可能になります。シモ氏によると、「アバターは非常に多くの感情と表現から選択できるので、アプリ全体で家族や友人とよりリアルなコミュニケーションをとることができる」とのことですが、一方で、このシステムはFacebook社がユーザーに使用する必要性のある別のレイヤーを買わせる手法だとの見方もあります。

最近では、Niantic社がゲーム「Pokemon GO」でアバター用のデジタル衣料品を販売し大幅な利益を獲得した例もあり、あるいはスナップチャットのアバター絵文字「Bitmoji」のようにFacebook社も今回の新機能をデジタル製品の販売やサードパーティブランドとの広告の場としない手はないでしょう。今のところ、まだアバターアイテムの発表はされていませんが今後数ヶ月、少なくとも1年以内には様々なアクセサリが追加されるのではないでしょうか。

絶対にアバターを作成しなければならないのか

現時点では、実際にFacebookを使用するのに必ずしもアバターは必要ありません。ユーザーが望んで独自のFacebookアバターを取得したい場合のみ、Facebookかメッセンジャーのコメント作成ツールにアクセスし、スマイリー・フェイスアイコンをタップして、[ステッカー]タブをタップ、「アバターを作成する」というボタンを押して作成できます。システムはすでに我々の想像の先に進んでおり、いずれ「アバターのアクセサリーや衣服、髪型、肌色までをカスタムできるようになる」とシモ氏は述べています。