Google MeetがGmailアドレス無しでも無料で利用可能に

現在、テック企業の戦いの場はビデオ会議サービス市場です。Zoomは今でも話題になってますが、プライバシーとセキュリティに関するスキャンダルが続いています。これを利用しようと立ち上がった企業が多々あります。Googleは、Zoomのパイを奪おうと、同社のビデオ会議サービス 「Google Meet」 を誰でも無料で利用でき、Gmailだけでなく、どのメールアカウントでも利用できることを発表しました。

ユーザーの伸びをさらに伸ばすべくアドレス縛りをなくす

Zoomの人気は、簡単に始められることでもありましたが、セキュリティに穴があったため、停滞する形となってしまいました。競合他社は、その使いやすさを満たしながらより優れたセキュリティとプライバシーを提供する必要があります。それはまさにGoogleがここ数か月間、Google Meetで目指してきたことです。そして今、毎日約300万人の新規ユーザーを獲得しています。

今回Googleは、さらに新規ユーザー獲得の門戸を開放するため、Google Meetを利用するための必要条件のうち、ひとつを除いてほとんどを撤廃しました。ひとつというのは、登録にメールアドレスが必要という条件ですが、Googleはこれをセキュリティ対策のためだけのものだと約束しています。ですので、Gmailアカウントである必要はなく別のメールアドレスを使用しても、もちろん無料です。

アカウントを持っている方にも朗報

Gmailアカウントをお持ちの方も、Google Meetセッションを簡単に利用できるようになりました。ウェブ上のGmailから直接会議を開始したり、会議に参加したりできます。Googleアカウントがあれば、Googleカレンダーを使って事前にミーティングの計画を立てることもできます。

Google Meetは、Zoomと同様に、主に公式なミーティングを目的としていましたが、家族を含むグループ間のあらゆる種類のビデオチャットを対象に拡大しました。セキュリティやタイル表示のレイアウトに関する通常の機能に加えて、Googleはリアルタイムのライブキャプションなどの技術をこのサービスに導入しました。ビデオ会議サービスのライバルを打ち負かし、今まで以上にお互いにつながりを必要としている人たちがもっとアクセスしやすくなるようにしていくようです。

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