HMDグローバルが、Nokia125とNokia150フィーチャーフォンの復活と独自の新機能追加を発表しました。最近では、スマートフォンやコンピューター、それぞれのアプリケーションが日常生活やワークスタイルの重要な役割を果たしていますが、一部の人にとっては、それらがストレスの原因となることもあります。絶え間ない通知や娯楽ゲームによって電子機器に釘付けとなってしまうからです。この度復活したNokiaシリーズは、家族や知人とのコミュニケーションは維持したまま、余分な機能に煩わされたくない人のためにほんの少しの遊び心を加えたものです。
HMDグローバルは、昨今の高機能スマートフォン主義な市場にノスタルジックなNokiaの姿を再び現すことで注目を集めていますが、今回注目すべきは「復活」自体だけではありません。新生Nokia125と150は番号が異なりますが、共通のDNAを共有しています。どちらも2.4インチの画面と長細い本体が特徴で大きなキーとボタンを配置するためのスペースが広くなっているほか、音楽を再生することも可能なワイヤレスFMラジオを備えています。
また、クラシック・スネークやその他の昔懐かしいシンプルな試用版ゲームも搭載されており、フィーチャーフォンの使用頻度や用途に応じて充電の必要がありますが、反対に全く新しい機能も追加されるとのことです。
まず、32 GBのストレージとMP3プレーヤーにより、ユーザーはラジオ局の気まぐれから解放されます。加えて、VGAカメラと内蔵フラッシュカメラを使ってあえてアナログな写真を楽しむこともできます。
どちらの機種も、今のところかなりの低価格で展開される見込みです。チャコールブラックとパウダーホワイトのカラーバリエーションのNokia 125の価格は米国価格24ドルです。より多くの機能とより豊かな表現力を実現したNokia 150は、赤、シアン、黒の三色から選択でき、29ドルと設定されています。