米Googleは米国時間4月27日に、2019年10月にPixel 4と同時に発表された第2世代「Google Pixel Buds」、完全ワイヤレスイヤホンを米国で発売開始しました。
2017年に発売された初代Pixel Buds(日本では未発売)は、左右のがケーブルで繋がるタイプ。当時、Appleの完全ワイヤレスイヤホンAirPodsがヒットしていただけに、Pixel Budsは期待外れ感が大きかったのが正直なところです。
スムーズなペアリングと安定した接続性にフォーカスしたとGoogleが語る新しいPiexel Buds。ペアリングには「Fast Pair」を採用し、BluetoothをAndroid 6.0以降のスマートフォンの近くでPixel Budsケースを開けるて、デバイス上で表示されたポップアップをタップすると瞬時にペアリングできます。Androidだけでなく、iOSデバイスにも対応。イヤホン本体とケースのバッテリー残量も確認可能です。
Android 10デバイスでは、「Find My Device(デバイスを探す)」機能やGoogle アシスタント機能を使用することができます。Find My Deviceは、置き忘れたイヤホンから音を鳴らして探すことができます。Google アシスタント機能は、「Ok Google」と話しかけて、お気に入りの音楽を再生したり、ルートの検索や、電話をかけたりをハンズフリーで操作可能です。また、リアルタイム翻訳機能は、日本語を含む40言語に対応し、対面相手の話した内容を音声通訳してくれます。
Pixel Buds専用の12mmダイナミクスピーカードライバー搭載。2つの内蔵マイクと、顎の骨の動きを検知する内蔵センサーを組み合わせ、周囲の音と音声を識別し、背景音がうるさい環境でもクリアな通話が可能だそうです。また、環境に合わせて音量を調整する「Adaptive Sound」機能も搭載しています。
卵の様な形と手触りのケースに、耳に装着するとソフトキャンディ「メントス」の様に見えるPixel Budsは、イヤホンをタップで音楽の再生、一時停止、スワイプで音量の調整が可能です。
イヤホンはフル充電で音楽再生最長5時間、通話は最長2.5時間で、ケースで充電した場合、最長24時間音楽再生が可能です。充電はUSB-CとQiワイヤレスに対応。IPX4の防水性能が備わっています。
米国では価格は179ドル(約1万9,200円)でケースとイヤホンともに白色の「Cleary White」の発売が開始。追って他3色(Almost Black、Oh So Orange、Quite Mint )も発売される見込みです。ちなみに、3色ともケースは白色で、現時点で日本のGoogle ストアには「Oh So Orange」の掲載はありません。日本ではGoogle ストアにて「ウェイトリストに登録」し、取り扱い可能になった時点でメールを受け取ることができます。