スウェーデン発の音楽ストリーミングサービスSpotifyはプレミアムユーザー向けに特別に設計された新機能を公開し、他の人が作成したプレイリストや自動で作成されたプレイリストから、好きではない曲を非表示にできるようにしました。この機能の発表は、プレイリスト全体を楽しみたいが、そこに好きではない曲が含まれるユーザーにとって朗報です。好きではない曲のためにプレイリストを再作成したり、開始時にトラックを手動でスキップしたりする必要がなくなります。なお、日本版でもリリース済みで、既に利用できる機能です。
サブスク会員向けの機能追加
Spotifyはデフォルトでは無料ですが、無料のユーザーに提供するのは一部の機能のみです。プレミアムサブスクリプションを希望するユーザーは、標準の個人プランが月額9.99ドル(日本版は月額980円)、ファミリープランが月額14.99ドル(日本版は月額1,480円)でより高度な機能を利用できます。
具体的には、ユーザーが好きな曲を再生したり、オフラインになったときのために音楽を保存したり、次の曲に回数の制限なくスキップしたり、広告による中断をすることなく音楽を聴いたりできます。今回の紹介した機能により、既存のプレイリスト内で曲を非表示にして、プレイリストの実行中に曲が再生されないようにすることができるようになりました。
日本でも既にリリース済み
この機能はアメリカ時間の2020年4月16日から、iOSまたはAndroidデバイスでこのサービスを利用しているプレミアムユーザーに提供されました。アプリのコンテキストメニュー内に“hide song“(日本版ではこの曲を非表示にする)オプションがありますので確認してみてください。曲を聞きたい場合は、トラックを再表示にすることもできます。
これはプレイリストを起動して、ユーザーの手をわずらわせることなく、音楽を楽しみたいプレミアム会員にとって便利な機能です。spotify最大の特徴は、ユーザーが望むように曲を好きなだけスキップし、好きな曲だけを再生できることを中心に展開しています。その特徴が更に魅力的なものになりました。