YouTube Musicでは、同サービスの現在の「ホットリスト」機能に代わる新機能「探索」を導入するようです。探索では、ユーザーは新しいリリースやプレイリストなど、新しい音楽やアーティストを見つけることができるようになります。この機能は、まずモバイルアプリに搭載され、数週間後にはデスクトップサイトでのリリースが予定されています。
視聴履歴にもとづいて新しいコンテンツを提案
YouTube Musicは、現時点ではGoogleの主要な音楽サービスです。ユーザーは、人気のある音楽や、まだ無名の音楽を見つけたり、アーティストのチャンネルに登録したり、気分に合わせたグループ化されたコンテンツを見つけたり、プレイリストを作成することができます。現在は、ホットリストという形で、トレンドや新しいコンテンツを表示しています。
YouTubeはホットリストを探索に置き換え、同様の機能を持つようにするようです。探索では、ユーザーはジャンルやさまざまな気分に基づいたコンテンツを見つけることができるほか、人気のある楽曲やアルバムを含む新作を検索したりできます。後者のコンテンツには、ユーザーの視聴履歴に基づいておすすめされる新しい音楽も含まれます。
ユーザーの気分に応じたジャンルやプレイリストを見つけられる
探索にはミュージックビデオのおすすめが含まれていますが、ホットリストとは異なり、ユーザーが気に入りそうな新しい音楽を見つけるのに役立つように機能の幅が広げられています。他の多くのサービスと同様、ユーザーはこのタブを使って 「作業用BGM」 や 「通勤時BGM」 などのその時の気分に合った音楽を探すことができます。これは2020年3月に、メインのYoubTubeアプリに探索タブが登場したことに続くものです。
この機能は、最初はYouTube Musicのモバイルアプリに展開されますが、最終的にはデスクトップのウェブサイトにも導入される予定です。YouTube Musicは無料で利用できますが、多くの機能を使いたいファンは、月額9.99ドル(日本版は月額980円)で販売されているYouTube Music Premiumのサブスクリプションに登録する必要があります。これにより、ユーザーはオフラインでのダウンロードや広告なしでコンテンツにアクセスできるようになります。