2020年3月下旬のTwitchとの提携のニュースに続いて、SoundCloudは、ユーザーがお金を稼ぐ新たな方法としてファンによる寄付機能を追加しました。同社は、クリエイターのチャンネルに直接サポートボタンを追加することで、クリエイターがファンから寄付を募りやすくしました。これにより、クリエイターをサポートしたいファンは、好みのサードパーティサービスを通じて簡単にチップをおくることができます。
ボタン一つでクリエイターをサポート
SoundCloud は2020年4月2日に新機能を発表し、ファンがチップをおくれるように、クリエイターのチャンネルにサポートボタンを追加したことを説明しました。サービス自体が金銭を扱っていないので 、クリエイターはボタンを使用して、PayPalやBuy Me a Coffeeなどの寄付を行えるサードパーティサービスにファンを誘導する必要があります。
これにより、サイドバーの細かなリンクや、その他の同様の方法に依存する必要がなくなります。ファンは自分でボタンを確認してアクセスすることができるので、コロナウイルスのパンデミックによって引き起こされたこの不景気の間にクリエイターをサポートすることができます。
イベント開催自粛に対する支援策
SoundCloudは先月、多くのオーディオクリエーターがライブショーや同様のイベントから収入を得ていることを指摘しました。世界中の多くの場所で発令された自宅待機命令により、会場やクリエイターはこれらのショーをやむを得ずキャンセルしました。多くのクリエイターは、収入がなくなり、収入源を他のプラットフォームに移動せざるを得なくなっています。
今回紹介した機能追加の他に、2020年3月末には、SoundCloudはTwitchとの提携で別の支援策を明らかにしています。クリエイターがオンラインでより素早く収益を得られるような支援策で、通常は30日間に渡ってアフィリエイト要件(放送回数、放送時間、フォロワーの数など)を満たす必要がありましたが、その一部を削除しています。