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YouTube、TikTokに対抗する「Shorts」機能を開発中か。就寝時間リマインダー機能の追加も

瞬く間にSNSスターダムにのし上がったTikTokは、中国の会社が開発運営しているという点で、2019年には米政府が国家安全保障上のリスクを懸念し、陸軍、海軍、空軍、海兵隊と沿岸警備隊に対して、政府から支給された端末によるTikTokの使用を禁止するなど、少なくともセキュリティやプライバシーに敏感な人々から嫌厭されることもあります。にもかかわらず、TikTokは他の追随を許さない存在であり続けています。しかし、それはYouTubeが開発中の「Shorts」の登場によりすぐに終わりを迎えるかもしれません。

TikTokの人気は、機能性というよりも、そのシンプルさのおかげかもしれません。TikTokを簡単に説明すると、かつて人気を博したVineのショート形式の動画共有、Instagramのループ動画のブーメラン、そして無料のオーディオクリップのライブラリから音楽を選択できる機能を組み合わせたものです。もちろん、他にもTikTokに対抗するプラットフォームは存在していますが、YouTubeのような巨大企業をもってでいなければ、現在のTikTokに真に挑戦する不可能かもしれません。

米有料メディアのThe Informationによると、YouTubeは「Shorts」と呼ばれるTikTok全く同じ機能を持つ新機能のリリースを計画していることが判明しました。これにより、ユーザーは短い動画を録画したり、YouTubeのライセンスされたコンテンツの中からバックグラウンドオーディオを選択したりすることができるようになり、TikTokが提供できるものとは比べ物にならないほどの大規模なものになることが予測されます。YouTubeの人気とその膨大なライブラリは、TikTokから潮目を変える可能性があります。

このShorts機能の存在は、XDAのYouTubeのAndroidアプリの分析により明らかになり、アップロードと再生オプションに関連するテキストの存在が確認されました。XDAは、プラットフォームの既存のストーリーズ機能と同様に、最低購読者数を持つ特定のYouTuberに限定されるだろうと推測しています。

また、XDAは、Shorts機能の他に、「ベッドタイムリマインダー」と呼ばれる機能の存在も発見しました。この機能は、就寝時間帯にユーザーがアプリを長時間使用することをモニターできるようです。ユーザーが予め設定した就寝時間にアプリを使用している場合に寝る時間をお知らせしてくれたり、設定している就寝時間中にビデオを視聴している場合、ビデオを見終わった後にのみ寝る時間だとお知らせするように設定することも可能だそうです。