リモートワークでChromebookを利用するなら「Work with Chromebook」のロゴ付き周辺機器を探そう

Googleは Chromebook の認定アクセサリープログラムを開始しました。この認定によりあなたが探している周辺機器は「Chromebook でも動作するかのテスト済み」かどうかがわかります。すでにいくつかのブランドが認定されています。日本、米国、カナダでプログラムはスタートされており、店頭販売だけでなく、オンラインでの購入時にも「認定済みかどうか」がわかるようになっています。Chromebook でのリモートワーク時、必要な周辺機器があれば「認定済み」のものを探せば良いのです。

「Works with Chromebook」の背景

COVID-19 ウイルスの発生により、在宅勤務は単なる贅沢を超え、インターネットやIT業界だけの「特権」ではなくなりました。ただし、「WFH」すなわちWork From Home のセットアップは単純ではありません。インターネット接続の良さや、コンピューターを使いやすくするための適切なアクセサリーなど、いくつかの準備が必要です。当然のことながら、アクセサリー需要の急増につながり、この流れが一部のメーカーに特需を巻き起こすでしょう。そこでGoogleは「認定資格」をあらわす新しいバッジを作成しました。Chrome OS デバイスに適したパートナーの獲得が目的です。

「Works with Chromebook」がユーザーのアクセサリー購入をサポート

技術的に言えば、認定バッジがなかったたとしても、一般的なアクセサリーはChromebook でも機能します。Chromebook だからといって、特殊な規格を用いているわけでなく、基本的にはさまざまなアクセサリーが利用できるよう標準的な規格で作られているからです。たとえば、Bluetooth または USB マウスは基本的に何であっても動作しますし、必要な電圧を満たすUSB-C充電器も Chromebook での仕事を十分にサポートします。

ただし、実際には、特にUSB-C周辺機器に関しては、アクセサリー市場を混乱に陥らせる恐れもあります。「Chromebook でも使える」と謳われているにも関わらず、実際には使えなかった(求めるスペックと違った)という事態になれば間接的に Chromebook に悪影響があるでしょう。昨今の混乱した状況下で、ユーザーが混乱なく追加アクセサリーを選べるように、まずは米国、カナダ、日本のマーケットで認定制度が誕生したのです。

「Works with Chromebook」は店頭・オンラインでも確認可能

リンク先では Google の「Works With Chromebook」バッジがどのようなものか確認できます。位置付けとしてはAppleのMade For iPhoneまたはMFi認定に似ています。このバッジが付いたアクセサリーは、Chromebook を念頭に置いて設計されているかどうかにかかわらず、Chromebook 互換性標準への準拠がテストされており、それを保証しているのです。

「Works With Chromebook」バッジは、店舗、オンラインの両方で、認定アクセサリーに表示されるようになります。アクセサリーは、Anker、Belkin、Kensington、Logitechなどのさまざまなブランドで、充電器からハブ、ケーブルまで、同様に多くのデバイスをカバーしています。ユーザーが在宅での仕事をするために Chromebook のアクセサリーを購入するのであれば、認定証を確かめればいいのです

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