Googleは同社が提供している翻訳アプリ「Google翻訳」のアップデートを発表しました。アップデート内容は、音声をリアルタイムで翻訳したテキストとして出力できるものです。現在は8つの言語に対応し、Android端末で順次公開される予定です。なお、残念ながら日本語はまだ対応していません。
8言語の音声をリアルタイムで翻訳したテキストに
先日のアップデートにより、対応言語が増えたGoogle翻訳ですが、また新たなアップデートが発表されました。
今回のアップデート内容は、音声をリアルタイムで翻訳したテキストにするというものです。対応言語は8種類、英語、フランス語、ドイツ語、ヒンディー語、ポルトガル語、ロシア語、スペイン語、タイ語。Android版から順次配信される予定です。
アップデートで追加される「Transcribeボタン」をタップし、翻訳したい言語を選択すると機能を使用することができます。さらにリアルタイム翻訳の一時停止や表示する文字サイズの変更、タークモードのデザインに変更などを行うことも可能です。
Googleによると、この機能は1人が喋っているスピーチなどの場面で使用するのが最適なようです。そのため、雑踏の中での会話を翻訳テキストにすることには向いていません。今後日本語にも対応するようであれば、海外のカンファレンスの発表内容などを聞き漏らすことが少なくなるかもしれません。