ラスベガスで行われている最新技術の見本市であるSEC2020で、Western Digitalとその傘下のSanDiskは、8TB SSDのプロトタイプと1TBの小型フラッシュメモリを発表しました。
「ポータブル」8TB SSDは最先端
今回発表された8TBのSSDは最大20Gbpsの転送量を備えており、コンピューターファン垂涎のドライブになりそうです。さらに、持ち運びに便利なポータブル型なので、普段からノートパソコンを利用しているユーザーのマストアイテムになるかもしれません。ただし、プロトタイプなので製品化にはもう少し時間がかかるようです。
キーチェーンに付けられる「Ultra Dual Drive Luxe USB Type-C」
SanDiskが発表したのは、1TBの小型フラッシュメモリ「Ultra Dual Drive Luxe USB Type-C」です。キーチェーンに付けられるほど小さなサイズながら、大容量のメモリになっています。そのため、スマートフォンで撮影した写真や動画を保存するのにピッタリなドライブになりそうです。
プロトタイプSSDが待てない人には…
プロトタイプの発売が待てない方には、Western Digitalからゲーマー向けドライブ「WD_Black」シリーズが1月下旬に発売予定です。3種類のモデルを公開しており、P50モデルは転送量20Gbpsを誇るUSB3.2 Gen2をサポートしています。プロトタイプSSDの疑似体験が味わえそうです。
まとめ
昨今、大容量のSSDや小型SSDがいくつも発表されていますが、今回発表されたプロトタイプはそれらを大きく上回る性能です(20Gbpsはかなり速い!)。しかし、性能も重要ですが気になるのは価格になります。恐らく、ライトユーザーには手が出しにくい金額になると思いますが、このプロトタイプSSDには注目していきたいです。