ライドシェアサービスを展開するUberは、新型コロナウイルス(COVID-19)の対策を発表しました。主な内容は、ドライバーに対する金銭支援や車のクリーニングについて。また、COVID-19は、WHOにより「パンデミック宣言」をされたばかりです。
パンデミック宣言されたCOVID-19
WHOは、新型コロナウイルス(COVID-19)が世界中で拡大していることを受け、「パンデミック宣言」を行いました。その中で、公共交通機関など利用を続けても安全かどうか気にしている人は少なくありません。
そこで、世界中でライドシェアサービスを展開しているUberは、この問題の対策について発表しました。
Uberは公衆衛生の専門家チームを24時間体制で利用できるようにし、COVID-19の感染が確認されたドライバーのアカウントを一時的に停止することを決定しました。さらに、感染してしまい公衆衛生当局から隔離するよう指示されたドライバーに対して、最長14日間の金銭支援を行うことも明らかにしています。
また、車をクリーニングするための消毒剤を優先度の高い都市を中心に配布することも発表。さらに、Uber Eatsの配達メモに、料理をドアの前に置いておくことをドライバーに依頼することができるようです。
Uberの対策はグローバルで展開
Uberによると、今回発表された対策はグローバルで展開するようです。日本国内でも展開するのでしょうか。また、一部のドライバーはすでにこの対応を受けていることが明らかになっています。
COVID-19の影響により、働けなくなってしまった人々は少なくありません。その中で、企業が働いている人に対してどのようなサポートを行うのか、今後の注目ポイントになりそうです。