デンマークのオーディオブランドBang&Olufsen(バング&オルフセン)は、新型スマートスピーカー「Beosound Balance」を発表しました。特徴的なのはそのデザイン。ロンドンのデザイナーと協力して開発されており、オーク材を使用したデザインは彫刻のように見えます。価格は、2,250ドル(約23万8,000円)。スマートスピーカーとしては頭1つ抜けている価格です。
自動で環境に合わせてチューニングできるBeosound Balance
機能美を追求しているデンマークのオーディオブランドBang&Olufsen(バング&オルフセン)は、新型スマートスピーカーを発表しました。名称は「Beosound Balance」。デザインはロンドンのクリエイティブスタジオ「Layer Design」によるもので、オーク材の土台に円柱状のスピーカーを配置した彫刻のようなデザインになっています。
Beosound Balanceは7基のドライバーを搭載しており、ユーザーのニーズに合わせたサウンドを提供してくれます。また、そのうち2つのウーファーは向かい合っており、サウンドが壁を通り抜けたり、隣人を不快にさせたりしないようです。
さらに、Beosound Balanceは、スピーカーの位置によってサウンドを最適化する「Active Room Compensation」機能をサポートしています。この機能により、初回セットアップ時に自動で環境にあったチューニングをしてくれます。
再生は、Google ChromcastやApple AirPlay2、Spotify Connectなどのストリーミングサービスに対応しています。また、Google Assistantをサポートしており、音声によって音楽の再生や音量調節、曲の情報検索などの制御を行うことが可能です。
しかし、あえて手動で制御してみるのも良いかもしれません。
Beosound Balanceに近づくとタッチコントロールインターフェースが自動的に立ち上がります。音量調節は本体の上部をスワイプするだけ。さらに点灯しているアイコンをタップすると、音楽の再生や停止、トラックのスキップを行うことができます。
オーディオ好きに応えてくれるスマートスピーカー
今回発表されたBeosound Balanceの価格は、2,250ドル(約23万8,000円)。スマートスピーカーとしては頭1つ抜けた価格設定になっています。しかし、音質にこだわり抜いたスマートスピーカーはまだまだ少ないです。その中で、Beosound Balanceは、オーディオ好きのユーザーにも応えられるスマートスピーカーなのではないでしょうか。