iPhoneに採用されてから瞬く間に広がったスマホのワイヤレス充電。今ではAndroidも含めて、ハイエンドの端末には必ず搭載される機能になりました。
しかし、実際のところ、皆さんはワイヤレス充電を日常的に使っていますか?ケーブルが不要になる反面、ながら充電ができなかったり、充電速度が遅かったりと、実用性から見えると満足できないところもあります。そんなワイヤレス充電を少しばかり実用的なものに変えてくれる機能が、Android 11で準備されているようです。
ワイヤレス充電の問題点
先日、Android 11の開発者プレビューが公開されました。様々な新しい機能が注目を集めましたが、Redditユーザーのjotafettによると、小さいけど重要な変更が見られました。それがワイヤレス充電の機能。
ワイヤレス充電は「適当にスマホを置けば、自動で充電してくれる」と思っているユーザーも多いことでしょう。しかし、効率的に充電をするためには、適正な位置にスマホを置かなければいけません。少しずれているだけで、充電されていなかったということも起きます。ワイヤレス充電を積極的に生活に取り入れていくには、こうした小さくても重要な問題を解決していく必要があります。
小さいけど重要な変化
Android 11では、もしスマホが正しい位置に置かれていなければ、何かしらのアラートを出す機能が検討されています。どのようにユーザーに通知をするかは、まだはっきりとはわかってはいません。また、どのように実現するつもりなのかも推測の域を出ません。
現時点で分かっているのは、Googleがワイヤレス充電をより使いやすくするためのアップデートを検討しているということです。もしこれが実現すれば、本当の意味でワイヤレス充電を搭載したスマホが誕生すると言えるかもしれませんね。5月のGoogle IO 2020で発表されるか期待しておきましょう。