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iOS 13.4 beta 4がリリース。iPhoneやiPadなどが対象

米国時間の3月2日、Appleは開発者向けにiOS 13.4 beta 4とiPadOS 13.4 beta 4をリリースしました。それから6時間後、一般向けにパブリックベータもリリースされました。「iOS」 および 「iPadOS 13.4」 を搭載する 「iPhone」 「iPod touch」 「iPad」 で利用できます。

iOSとiPadOSの変更点は?

大きな変更点の1つは、「iCloud Drive」 に追加された 「iCloud Folder Sharing」。 去年のWWDC 2019で発表された、Mac、iPhone、iPadなどのデバイスをシームレスで繋ぐソフトウェアですが、開発が遅れながらもやっとベータ版として姿を表しました。

このサービスは、フォルダーをリンクで自由にシェアして、人やグループによって閲覧や編集権限を与えられます。従来のiCloud Driveはあくまでも、個人の情報管理に特化したサービスでしたが、「iCloud Folder Sharing」は個人やデバイスを超えてデータを管理することができます。

リモートワークが注目される近年では、カフェや自宅など働く場所はバラバラ。チームや人ごとにクラウドで管理ができる「iCloud Folder Sharing」がリリースされれば、情報管理が楽になりリモートワークがより一層広がるかもしれません。

ダウンロードするには?

iOS 13.4 beta 4をダウンロードするには、Apple Beta Software Programに参加する必要があります。参加するには、ただ登録するだけなので、ハードルは高くありません。まだ世に出ていない最新のOSに興味がある方は、試してみるといいでしょう。

ただ、注意点が1つあります。今回のソフトウェアは、あくまでもbeta版。正式にリリースされている訳ではないため、バグがある可能性は否定できません。ダウンロードする前に、バックアップをとることをお忘れなく。

バックアップがとれた?それなら、Appleが考えるちょっと先の未来を覗き見しちゃいましょう。