GoogleはGoogle IO 2020の開催を中止することを発表しました。理由は新型コロナウイルスの懸念から。イベントの参加予定者には参加費が払い戻しされ、さらにGoogle IO 2021のチケットを購入する権利が与えられるようです。なお、Google IO 2020の代わりとなるイベントについては近日中に発表されます。
参加予定者にはGoogle IO 2021のチケット購入権利が与えられる
Google IOは毎年5月に開催される開発者向けのカンファレンスです。今年はカリフォルニア州マウンテンビューで、5/12~5/14の開催が予定されていましたが、拡大し続ける新型コロナウイルスへの懸念から、Google IO 2020は中止になりました。
イベント参加予定者には3/13までに参加費の払い戻しが行われ、来年開催されるGoogle IO 2021のチケットを購入する権利が与えられます。
Googleは今回の発表で「開発者コミュニティとして集まれないのは残念ですが、参加者の健康と安全が最優先です」と公式Twitter上で述べています。
なお、Google IOで発表を予定されていた製品やサービスは、どのような形で発表されるかは明らかになっていませんが、近日中に発表するようです。
イベントの中止が続く…
新型コロナウイルスの影響で中止や延期になったイベントはGoogle IOだけではありません。5/5に開催を予定していたFacebookのF8は中止に、3/16に開催を予定していたGame Developers Conference(GDC)2020は延期になりました。
大手テック系企業はGoogleやAmazonを始め、不要不急の出張の禁止を発表しています。今後も新型コロナウイルスの影響が収まらなければ、各種イベントの中止は続くかもしれません。