米Appleが、現在の液晶ディスプレイに替わるミニLEDディスプレイを搭載した6機種を近日発表するとの予測が出ました。情報提供者であるAppleアナリストのMing-Chi Kuo氏は、ミニLEDディスプレイ搭載の6機種が新型コロナウイルスの影響で遅延されることはないと予測しています。
この情報を伝えたMacRumorsによると、Kuo氏は次期モデルのiMac Proは2020年第4四半期に発売される予定だそうです。iMac Proは2017年以来のモデルリリースとなります。
現行の13.1インチMacBook Proは、14.1インチにアップグレードされ、以前から2020年第4四半期にリリースと噂されていた16インチのMacBook Proと同時期の発売とみられています。
ミニLEDディスプレイは、100~200μm程度のチップサイズの小型LEDを用い、より広い色域や高いコントラストの表現、輝度の向上が可能な上、消費電力は現在の液晶ディスプレイより抑えられます。Kuo氏は、ミニLEDディスプレイの商用化のスピードは当初の予測を上回ると語っています。
2020年から2021年にリリースされると見られる6機種は次のとおり。括弧内は予想リリース時期。
- 27インチ iMac Pro (2020年第4四半期)
- 16インチ MacBook Pro (2020年第4四半期)
- 14.1インチ MacBook Pro(2020年第4四半期)
- 12.9インチ iPad Pro(2020年秋)
- 10.2インチ iPadPro
- 7.9インチ iPad mini(2020年)