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フェイスブック「3D写真」単眼カメラのスマホでも利用可能に。データ化したフィルム写真も

米Facebook(フェイスブック)は28日(現地時間)、同社が提供するSNS上の「3D写真」機能がシングルカメラのスマートフォンや、デバイスに取り込んだ写真データでも利用可能になったと発表しました。

「3D写真」投稿を多くのユーザーに

SNS「Facebook」の「3D写真」は、ユーザーが選択した2D写真を自動的に立体的に見えるようにする機能です。出来上がった「3D写真」は、画面をスクロールしたりスマートフォンを傾けたりすると、レイヤー分けされた複数の各背景が微妙に動き、空間に奥行きがあるように見せます。

Facebookは2018年に、この機能のサポートを発表しましたが、当時は背面に二つのレンズを搭載した「デュアルレンズ」のスマートフォンで、「ポートレートモード」 で撮影した写真に限られていました。しかし、28日の発表で「同社のAI技術のおかげで状況は変わりつつある」と説明しました。それによると、AIを使用することで、ほぼ全ての2D写真を「3D写真」に変換でき、多くのユーザーが利用できるようになったといいます。なぜなら近年、iPhoneを筆頭にデュアルレンズを搭載したスマートフォンカメラは一般的になっていますが、ほとんどのユーザーのモバイルデバイスには、まだ背面カメラが一つしかないからです。また、ハイエンドのスマートフォンでも、自撮りをするためのインカメラは一つだけです。

ミドルレンジのAndroidiPhone7 以降

この新しい機能は、スマートフォンで撮った写真はもちろん、フィルム写真をデジタル化したものまで「3D写真」にすることができます。それはつまり「古い家族写真を全く新しい方法で体験できることを意味する」とFacebookは説明しています。同社の強化された「3D写真」機能は、ミドルレンジ以上のAndroid」 、または「iPhone7」 以降のスマートフォンで利用することができます。

新機能の背景にある技術は、AIが画像認識をするための学習手法の一つ「畳み込みニューラルネットワーク(CNN)」が含まれており、2D画像内で特徴的な被写体の3D位置を迅速に決定することができます。これは、FacebookのChamNetFBNetの技術によって可能になったもので、通常のタブレットやスマートフォンでほんの数秒で実行されるように最適化されています

Facebookは、スマートフォンやタブレットで撮影する動画の深度測定に、これらの技術を応用したいと考えています。AR(拡張現実)などへの活用に期待できますが、ビデオは多数の個別のフレームから作成され、各フレームは前後のフレームとの間で一貫したデプスデータを保持する必要があるため、2D写真を使用した同様の作業よりもかなり複雑になってきます。