Google翻訳は、新しく5つの言語の翻訳を可能にするアップデートをリリースしました。これらの言語はマイナーですが、全世界で約7,500万人が使用しているようです。Google翻訳のアップデートは実に4年ぶりになります。
オリヤー語やウイグル語など5つの言語を追加
Google翻訳は、ウェブサイトやモバイルデバイスからアクセスできる翻訳サービスです。4年ぶりとなる今回のアップデートでは、新しく5つの言語が追加され、合計108言語の翻訳が可能になりました。追加された5つの言語は一般的とは言えませんが、全世界で約7,500万もの人々が使用しています。
Google翻訳に追加された5つの言語
- オリヤー語
- キニヤルワンダ語
- トルクメン語
- タタール語
- ウイグル語
オリヤー語はインドの公用語の1つです。また、ルワンダで使われているキニヤルワンダ語やトルクメニスタンを中心に使われているトルクメン語、ロシアやウクライナで使用されているタタール語、そして、中央アジアで使用されているウイグル語が追加されています。
これらの言語で作られたウェブコンテンツは少ないため、機械翻訳の難易度は高いと言われています。そのため、Googleは機器学習技術とGoogle翻訳コミュニティを活用して、これらの言語の翻訳システムを作成したようです。
Googleはこれらの言語を話せる人を募集中!
今回追加された5つの言語は、ウェブ翻訳とテキスト翻訳の両方で利用することができます。また、ウイグル語とタタール語、キニヤルワンダ語はバーチャルキーボードをサポートしています。
Googleは機械翻訳の精度を高めるために、これらの言語を話せる人を募集しています。我こそは、と思う方はGoogle翻訳コミュニティに参加してみてはいかがでしょうか。