米Googleは12月10日にGoogle Chromeのセキュリティに関するアップデートを発表しました。
- Password Checkupを搭載
- リアルタイムフィッシング保護
- 予測フィッシング保護
今回のアップデートで注目するポイントは、元々はChromeの拡張機能であるPassword Checkupを標準搭載することでしょう。
Password Checkupでユーザーに警告
オンラインアカウントには個人情報が膨大に登録されており、中には住所や電話番号、クレジットカードの番号などもあります。そのため、アカウントを安全な状態に保つことは重要です。
それにもかかわらず、多くのアカウントはフィッシング詐欺や甘いパスワード設定により、常に危険にさらされています。このような人々は自分の情報が漏えいしていることに気が付かず、IDの盗難や金融詐欺に合う可能性があります。
Password CheckupはIDとパスワードの組み合わせが漏えいしている場合、ユーザーに警告を発信する機能です。そのため、ユーザーは自身のアカウントが危険にさらされている場合、すぐに情報を変更できるようになります。
まとめ
ユーザーに対する警告を強化する今回のアップデートには個人情報の保護だけでなく、セキュリティに対する意識を向上させる狙いがあるかもしれません。