2019年に発表されたファーウェイMate30はカメラをはじめとするスペックの高さで多くのファンがいるモデルです。次の新型モデルであるP40もこれらの性能を踏襲しつつ、新たな試みを行っている噂があります。
大容量グラフェンバッテリーを搭載
スマートフォンの部品開発は日進月歩ですが、ことバッテリー技術については何十年もリチウムイオンバッテリーから変わっていません。この分野での開発は安全性を犠牲にすることなく小型化することにあります(Galaxy Note7は爆発しました)。そういった中で、グラフェンという物質を利用したバッテリー技術に期待が寄せられています。
グラフェンバッテリーには2つの特徴があります。
- 安定性が高い
- 起動時の電気の伝導が速い
このように、スマートフォンのバッテリーとしては理想的な物質になっています。多くのメーカーはこのバッテリーに期待を寄せており、ファーウェイのP40はその最初の一歩になるかもしれません。
ファーウェイP40に関するリークによると、5500mAhのグラフェン製バッテリーが搭載されるようです。これは同容量のリチウムイオンバッテリーの70%の大きさになります。さらに、ファーウェイが持つ50W高速充電技術を組み合わせると、わずか45分でフル充電できることになります。
まとめ
米中貿易戦争の渦中にいるファーウェイは、政治的な理由で停滞せざるを得ない場面もありますが、イノベーションの分野では止まるところを知らないようです(リークが真実なら)。