モトローラ(Motorola)社のスマートフォンは、日本ではあまり知られていませんが、実に多様な機種を展開しています。中でも、2010年に登場した『Defy』は耐水性・防塵性を備えた高耐久のスマートフォンですが、今回、その最新モデルが発表されました。
モトローラは今年はじめ、高耐久スマートフォン『CAT』シリーズで知られる英国のBullitt社との提携を発表。頑丈なスマートフォン開発のための戦略的パートナーシップと位置づけられていますが、簡単に言えば、Bullittが製造したデバイスを、モトローラ・ブランドとして販売するということになります。
新型モトローラDefyでは、IP68等級の防塵・防水性能、過酷な取り扱いや極端な温度環境に対応するMIL-SPEC 810H(軍用規格)、1.8mの高さからの落下に耐える耐衝撃性などを実現しています。モトローラによると、深さ1.5mの水に35分間沈めることができるとのこと。
「Snapdragon 662」と4GBのRAM、6.5インチのHD+スクリーン、5,000 mAhの大容量バッテリーを搭載。背面には48メガピクセルのセンサーを含む3つのカメラが内蔵されており、8メガピクセルのフロントカメラは自撮りやビデオチャットに適しています。デザインとしては、握りやすさを追求した背面の加工や、90年代の携帯電話を彷彿とさせる「高品質なストラップ」など、独自の存在感を放っています。
Defyは、今後数週間以内に欧州と米国で発売される予定。価格は329ユーロ(約4万3,000円)とされています。日本導入については現時点では確認されていません。
仕様の詳細はモトローラの公式サイトで確認できます。