サムスンやグーグルをはじめとする一部のメーカーは、折りたたみ式の携帯電話の開発に勤しんでいます。マイクロソフトも同様ですが、「折りたたみ式」の定義はまったく異なります。マイクロソフトは、『Surface Duo(サーフェイス・デュオ)』を「デュアルスクリーンの折りたたみ式」と表現し、2020年9月に米国で発売。今年に入ってから欧州でも発売されましたが、残念ながらユーザーの評価はイマイチ。ですが、最新のリーク情報によれば、次期『Surface Duo 2』がまもなく登場するとのことです。
Surface Duoの問題は、ソフトウェアよりもハードウェアにありました。前者はアップデートやパッチで簡単に修正できますが、モバイルハードウェアは必ずしも改良・更新できるものではありません。Surface Duoが最初に発表されたとき(2019年10月)、すでにハードウェアは最新ではないことが明らかになっており、1年後にようやく発売されたときには、かなり時代遅れとなってしまいました。
Windows Centralの情報によると、後継機のSurface Duo 2は、少なくとも2021年内には最新のスペックを携えて登場するとのこと。つまり、最低でも「Snapdragon 888」を搭載し、RAMの容量も増えると考えられます。シングルのメインカメラも同様にアップグレードされるはずです。
これはもちろん、このデバイスが今年中に実際に出荷されるかどうかによります。同サイトによると、良いニュースとしては、今年の秋、9月か10月頃にデビューするかもしれないとのことです。ただし、マイクロソフトは初代Surface Duoの発売を何度も延期しているため、このスケジュールについては慎重に捉えた方がいいでしょう。
残念ながらタイミングが合わず、Surface Duo 2には次期Android 12は搭載されません。マイクロソフトがより安定したバージョンのソフトウェアを実装することに時間をかけているのであれば、待たされるのも仕方ないかもしれません。