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GoProの動画編集アプリ「Quik」が大幅アップデートで再登場

GoProは古いモバイルアプリのブランドをQuikに変更し、再出発を果たしました。アプリにはいくつかの目玉アップデートが加わえられています。CEOのニコラス・ウッドマンは「Quikは私たちのスマートフォンに保存されている膨大な数の写真やビデオを、簡単かつ楽しく整理することを可能にします。それが素早くできるので”Quik”と名付けました」とし、自信を覗かせます。

Quikアプリに加わった「Mural」機能

GoProは、アクションカム市場ではおそらく最もよく知られています。ところが現在はGoProの「そっくりさん」や「クローン」が溢れています。同社は製品ポートフォリオを360度カメラ、アクセサリーなどに段階的に拡大してきました。また、GoProはモバイルアプリシリーズを提供しており、それらのほとんどはGoProカメラのサポートを対象としていました。これがQuikとして生まれ変わり、リリースされたのです。

熱烈なGoProファンであれば思い出せるでしょう。GoProが数年前にQuikアプリをすでにリリースしている点です。音楽と同期したGoPro写真の、ビデオモンタージュを作成する機能を備えていました。新しいQuikアプリは、その機能を保持し、使用するロイヤリティフリーのトラックの数が増えています。さらにいくつかの「トリック」も習得しています。

新しいQuikアプリは、携帯電話のカメラを含むあらゆるカメラからの画像やビデオの取り込みに対応しています。その新しい機能としては、プライベートな「Mural」があります。アプリで共有した写真に基づいてキュレーションされたInstagramのようなフィードです。従来のアプリにあった編集ツールも用意されています。ユーザーが画像やメディアをアプリに取り込むと、音楽のビートがシンクしたハイライトビデオが自動的に作成されるようになっています。

Quikの本格利用は月額200円から

ユーザーはカメラロールからQuikに写真やビデオを心ゆくまでインポートできますが、ユーザーの「思い出」をクラウドにバックアップすることに関しては制限があります。GoProによると、無制限のクラウドバックアップは今年の後半に提供される予定ですが、やはり無料ではありません。

GoPro Quikアプリは、AndroidとiOSの両方で無料でダウンロードして使用できます。ただし、今後予定されている無制限のクラウドバックアップを含む全機能を使用するには、月額200円または年間1,080円の費用がかかります。年額6,000円を支払っているGoPro サブスクリプションのユーザーは追加特典があります。

Quikの全機能に加えて、オリジナル品質のクラウドバックアップを無制限に利用できるようになっているのです。(PR TIMES のGoProリリースより)