macOS11.3を開発者向けにリリース!iOS14.5と似た機能も

AppleはmacOS 11.3の開発者向けベータ版をリリースしました。新しいiOS 14.5ベータ版がiPhoneでマスクをしながらのFace IDに対応した翌日のことです。Mac用の新しいソフトウェアは、XboxシリーズXやSONYのPS5のような次世代ゲームコントローラのサポートを含み、iOSベータ版と重複する部分があります。

新機能が盛り沢山のmacOS11.3

プラットフォーム間でのアプリの漸進的なクロスオーバーに対処する変更もあります。最新のMacBook AirMac miniなど、AppleのM1チップセットをベースにしたMac向けのiOSおよびiPadOSアプリが強化され、iPadソフトウェアを以前よりも大きなウィンドウで起動できるようになりました。また、iPhoneとiPadアプリの両方に追加された新しい環境設定ペインにより、通常はタッチスクリーンで実行されるものをキーボードコマンドで簡単に置き換えることができます。

他にもSafariの改良があります。スタートページのカスタマイズ性が向上し、お気に入り、リーディングリスト、Siriの提案などのセクションの並び替えがサポートされます。また、新しい拡張機能と新しいWeb Speech APIがサポートされます。

普段使いの機能が改良

リマインダーでは、タイトル、優先度、期限、作成日でソートできるようになりました。スマートリストを含め、手動での再編成もサポートされています。To-Doリストのリマインダーを印刷することもできます。

Apple Musicには、Made For Youライブラリのショートカットが用意されました。これにより、パーソナルミックスやReplayプレイリストに簡単にジャンプできるようになります。一方、「今すぐ聴く」では、各ユーザーの音楽の好みに合わせてパーソナライズされた、今後の特別イベントやライブイベントも表示されます。

一般公開は年内を予定

最後に、Apple Newsにも微調整が加えられています。これには、新聞や雑誌をまとめて表示するNews+Tabのデザイン変更も含まれます。また、ダウンロードしたニュースをより簡単に管理できるように設計されています。

macOS Big Sur 11.3 beta (20E5172i) はAppleの開発者向けサイトからダウンロードできます。もちろん、実際にアクセスするには開発者アカウントが必要です。macOS 11.3の正式リリースは年内に予定されています。

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