インドのブランドPOCOは新型スマートフォン「POCO X2」を発表しました。発売日は2020年2/11、インドからリリースされます。120Hzの高リフレッシュレートに対応しており、カラーバリエーションは3種類。容量も3種類用意していて、価格は15,999インド・ルピー(約2万4,500円)からです。
Xiaomiから独立したPOCO
POCOというブランドは日本では聞き馴染みがありませんが、元々はXiaomiのブランドでした。2018年にXiaomiから発売されたPOCO F1(Pocophone f1)は、その高コストパフォーマンスにより話題になりました。現在はインドを中心に展開しており、OPPOのRealmeシリーズとしのぎを削っています。
コストパフォーマンスに優れたPOCO X2
POCO X2の一番の特徴は120Hzのリフレッシュレートに対応しているディスプレイです。一般的なスマートフォンのディスプレイのリフレッシュレートは60Hzなので、単純計算で2倍なめらかに画面が表示されます。プロセッサはミドルクラスですが、ゲーム用途にカスタマイズされたSnapdragon 750Gを搭載、バッテリーは4,500mAhなのでゲーミングにちょうどいいかもしれません。
販売価格も驚きです。インド市場を意識したモデルなので、インド・ルピーでの価格しか判明していませんが、6GBのRAMと64GBのストレージ搭載で15,999インド・ルピー(約2万4,500円)はかなりコストパフォーマンスに優れています。容量と価格については一覧にまとめておきます。
POCO X2価格一覧
- RAM:6GB、ストレージ:64GB|15,999インド・ルピー(約2万4,500円)
- RAM:6GB、ストレージ:128GB|16,999インド・ルピー(約2万6,000円)
- RAM:8GB、ストレージ:256GB|19,999インド・ルピー(約3万1,000円)
カラーバリエーションも特徴的です。GalaxyやiPhoneが比較的シンプルであっさりとした色合いをしているのに対して、POCO X2はかなり派手です。華やかなブルーとパープル、そしてレッドのカラーバリエーションがあり、インドの春祭りであるホーリー祭をイメージしているかもしれません(かなり鮮やかなお祭りなので、よかったら検索してみてください)。
インド以外での展開は未定ですが、グローバルモデルのPOCO F1が販売されたことを考えると、 POCO X2 を日本国内でも手に入れることができそうです。
2020年のスマートフォンは低価格帯に注目
今回発表されたPOCO X2は間違いなくコストパフォーマンスの高いモデルだと言えます。しかし、低価格帯のスマートフォンと言えば3月の発売を期待されているiPhone SE 2があります。価格はiPhone SE 2の方が高くなると思いますが、そうは言ってもAppleブランドです。高価格化が進んでいるスマートフォン業界の今年は、低価格帯のモデルに注目が集まりそうです。