しばらくの間、スマートウォッチは従来のアナログ腕時計にとって脅威となると考えられていました。しかし、伝統的な時計メーカーがスマートウェアラブル技術を採用し始め、さらにはハイブリッド展開まで行ったことで、そうではないことが証明されました。高級腕時計ブランドでさえもこの市場で功績を挙げようとしているのは珍しいことではなく、CITIZENは、同社初のフルデジタルディスプレイスマートウォッチである「CZ SMART」で、その時流に加わった最新の企業の1つです。
Wear OS搭載でGoogle Play Storeのアプリも使用可能
Appleが健康志向のトレンドを確立するまでは、スマートウォッチの価値について議論する人もいました。一部の時計メーカーにとっては、活動の追跡と通知機能を追加するだけで十分で、CITIZEN独自の「Eco-Drive Proximity」のようなハイブリッドクラスの時計を作っていました。しかし、CZ SMARTでCITIZENは、GoogleのWear OSを搭載するスマートウォッチの世界に飛び込みます。
つまり、Wear OSが提供する全機能に加えて、Google Play Storeで入手可能なアプリにアクセスできるということです。これには、GoogleアシスタントやGoogle Fit、GooglePayなどが含まれます。 また、人気の高いCITIZEN製品を含む、カスタマイズ可能な文字盤にアクセスできることも意味しています。
Snapdragon Wear 3100プロセッサ搭載
CZ SMARTは、同社のデザイン美学、特にスポーティーな時計に忠実であることを誇りとしています。それは、ガンメタルイオンプレーテッドやシリコンなどのストラップのための様々な素材と46mmの大きなボディに厚いベゼルを持っていることを意味します。
CITIZEN CZ SMARTは、QualcommのSnapdragon Wear 3100を搭載しており、ユーザーの使い方に大きく左右されますが、24時間以上のバッテリー持続時間を謳っています。このスマートウォッチは395ドル(約41,000円 2020年11月17日現在)でアメリカにて予約が開始されており、ブランドとしては驚くほどではありませんが高価なものになっています。