iPhone 12の梱包から充電器を省くというAppleの決断が話題になりましたが、モバイル界での持続可能性に関する議論にも火をつけました。トレンドセッターであるというそのイメージに忠実に、反対の声明を出すサムスンのような他のメーカーも最終的にはそれに続くだろうという憶測がすでにあります。Googleはというと、パッケージに関して、2025年までに自社製品からプラスチックを完全に排除する取り組みに注力するようです。
今行われている削減だけでなくGoogleの目標は完全に使用しないこと
ほとんどの人がプラスチックは環境に悪いと考えていますが、取り除くのは口で言うほど簡単ではありません。私たちは個人的にプラスチックの使用を減らす取り組みを果たすことはできますが、企業に同じことをさせるためには、アドボカシー(社会に影響を与えることを目的とした活動)以外にできることはほとんどありません。
Googleは、今後5年間でプラスチックを100%使用せず、100%リサイクル可能な梱包を実現したいと表明しました。Googleを含む多くのスマートフォンはすでに紙片が中に入った段ボール箱に梱包されています。しかし、ほとんどが金属製のスマートフォンであっても、本体に巻かれた保護カバーを含め、まだ多くのプラスチックが使われています。
製品自体にプラスチックが使われているものはリサイクル可能な素材で設計
Googleは包装材だけでなく、プラスチックが製品自体に使用されているものに対して、50%のリサイクル素材を使用することにも取り組んでいます。また、今回の表明には2025年という期限がありますが、すでに有利なスタートを切っています。2020年のPixelスマートフォンとNest製品は、Pixel 5の100%リサイクルアルミ製バックハウジングから、Nest Audioの70%リサイクルプラスチック製エンクロージャまでリサイクル素材で設計されています。
これによってPixelスマートフォンに梱包されるアクセサリについて疑問があるかもしれません。しかし、Googleの目標はそれを解決するものですので、充電器を省く必要はありません。代わりに、リサイクルまたは再生可能な素材から作られていることを確認してみてください。