鼻歌や口笛によって曲を検索できる新機能をGoogleが発表

私たちは皆、タイトルやアーティスト、歌詞を覚えていれば、もう一度聴きたいと思う曲をランダムに思いつくことがあります。Googleはこの行為の一助となるために、Google検索にハミングサポートを導入し、ユーザーが覚えている曲の一部をハミングするだけで検索エンジンが曲を探すことができるようにしました。ハミングに加えて、この機能はアプリで歌ったり口笛でも利用可能です。

可能性のある曲をリスト化してくれるので簡単なハミングでOK

新機能はその名の通り、Google検索を立ち上げ、曲を検索する新しいオプションをタップし、Googleが聴いている間に口笛を吹いたり、鼻歌を歌って利用することができます。同社のソフトウェアは、ユーザーが提供したオーディオを分析し、ユーザーが探しているものと思われる曲を提供します。

Googleは本日行われたイベント「SearchOn」の動画でこの機能のデモを行い、楽曲検索に使える口笛を披露しましたが、適切なサウンドバイトを提供するにはそれほどスキルは必要ないようです。しかし、このプロセスは完璧ではないので、ユーザーは曲が自分の探している曲である可能性を示すパーセンテージのリストを見ることができます。

新機能は既に利用が可能

Googleの新しいブログ投稿によると、この機能は2020年10月15日(米国時間)から、Google検索ウィジェットとiOS/Androidアプリで利用可能になります。Googleアシスタントで効果的に曲を検索するには、10秒から15秒の音声を提供する必要があります。ボタンをタップするだけではなく、Googleアシスタントに「これは何の曲ですか」と聞いて検索することもできます。

Androidユーザーであれば、このツールは現在20以上の言語をサポートしており、将来的にはサポートを拡張すると同社は説明しています。また、Googleは、この新機能は、特に音楽認識テクノロジーの分野でのAI研究の取り組みによって可能になったと述べています。

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