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Googleのスマートディスプレイ が年内にZoomも利用可能に

GoogleのスマートディスプレイでZoomが利用できるようになると発表されました。アシスタントを搭載した画面を使用して、サービスからのビデオ通話に参加できるようになるのです。Zoomのサポートは2020年内に行われる予定です。ビジネスのシーンでの活用にとどまらず、家庭や教育現場での活躍が期待されます。何より28,050円で手に入るのですから、2台目のノートパソコンを購入するより合理的です。

Nest Hub Max がZoomもサポート

Google Meetは、Nest Hub Maxなどのスマートディスプレイで、すでに利用できるようになっています。Googleがビデオ通話サービスのChromecastサポートを発表して以降、Chromecast HDMIアダプターが接続されていれば、Meetをテレビやその他のディスプレイに写し出せるのです。自宅の大きなディスプレイから会議に参加したり、講義を受けられるようになりました。

一方、GoogleのスマートディスプレイでZoomが利用できるようになり、よりコンパクトな画面でビデオ通話ができるようになりました。Zoomの無償・有償アカウントに関わらず、Nest Hub Max 経由でビデオ通話を始められるのです。新しい音声コントロールなどの新機能もついてきます。

例によって「OK Google、次のミーティングに参加して」と言うと、スマートディスプレイが自動的にトリガーされます。カレンダーで会議がセットされている場合、Google MeetまたはZoomのビデオ会議に接続します。Meetを利用しているケースでは、音声で会議を開始することもできます。当然、最大100人まで参加可能です。

学校の授業や習い事にもNest Hub

「コロナ禍」により、以前と比べて画面の前で過ごすシーンが格段に増したと感じられることでしょう。特に子どものいる家庭にとって、Nest Hub Maxのようなツールが大きく役立つかもしれません。学校では、対面式の授業を展開する代わりにリモートラーニングを推進し、遠隔での受講がますます当たり前のものになっています。

できる限り手頃な方法でリモート授業の環境を整える方法を知ることは、どの保護者も頭を悩ませているでしょう。例えばChromebookは従来のラップトップと比較して比較的安価ではありますが、Googleのカメラ付きスマートディスプレイはさらにお求めやすい値段です。28,050円で家電量販店で手に入ります。

Googleによると、Zoomのサポートは年末までに追加される予定です。Nest Hub MaxはYouTubeを再生したり、Googleフォトを利用してフォトフレームとしても活躍します。「OK、Google」と呼びかけるのも若干の気恥ずかしさがありますが、一度はチャレンジしてもいいかもしれません。まだまだアップデートがあるはずです。