Lenovo VR Classroom 2発表。教育現場に特化したVRヘッドセット

VR技術はゲームやマルチメディアで使われるものだと思われがちですが、教育という舞台でも活躍しそうです。

Lenovo教育機関向けのVRヘッドセット「Lenovo VR Classroom 2」を発表しました。同社の「ThinkRealityプラットフォーム」をベースにしており、VRを用いた教育の要素がパッケージングされているようです。

VR教育の要素が詰まったLenovo VR Classroom 2

Lenovo VR Classroom 2はスタンドアローン(ケーブルを繋ぐ必要がない)状態で動作し、専用のコントローラーで操作することができます。さらに、教育機関向けで13歳以上の学生を対象にしており、メガネをかけながら着用することができるようです。

ハードウェアの性能は以下の通りでミッドレンジのVRヘッドセットになっています。

  • プロセッサ:Snapdragon835
  • ディスプレイ解像度:2160×1920ピクセル
  • バッテリー:4,200mAh

同じスタンドアローンのVRヘッドセットであるOculus Goと違い、教育機関向けに特化されています。そのため、複数のデバイスやコンテンツ管理が可能で、教師向けのトレーニングアプリやバーチャルツアー、STEM教育(理工学系の教育)のカリキュラムなどを体験することができます。VRを活用した授業の経験というのは、将来的にIT技術者を生み出すことにつながるでしょう。

残念ながら教育機関にのみ販売されるので、個人で(それも大人が)VRの授業を体験することは難しいかもしれません。

家庭向けの発売を期待

VRを用いた教育の要素が丸々パッケージングされているLenovo VR Classroom 2。日本国内の教育現場で普及するにはまだまだ時間がかかりそうなので、せめて家庭用向けのモデルも発売してほしいものです(欲を言えば自分も体験してみたい)。

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