アクションカメラでおなじみの米GoProが、米国時間5月20日に新製品を発表しました。その新製品とは、ドローンでもカメラでもなく、撮影用照明「Zeus Mini」。Zeus Miniは、10個のLEDライトとマグネット式の回転式クリップを搭載しており、カメラでの撮影中にライト用にマウントしたり、その他の様々なシーンで活躍しそうな照明です。
Zeus Miniは、GoProの全マウントに対応し、水深33フィート(約10m)までの防水構造、充電式バッテリー搭載です。明るさは4段階で調整可能で、最大200ルーメンの光量で照らします。また、GoProによると、Zeus Miniは、GoProカメラ用に調整された5000Kの色温度を生成するライトディフューザーが含まれているそうです。
GoProの様なアクションカメラを使った撮影シーンでは、撮影に十分な明るさの環境ではないことが多々あります。Zeus Miniの、最大光量200ルーメンは照明としては特別に明るいというわけではないですが、低照度環境でハンズフリーで使えるマウント式の照明は、GoProユーザーにとって重宝するアクセサリーとなるかもしれません。
搭載されているストロボ機能は、アウトドアで自分の位置を人々に知らせるなど、安全機能としても使用することができるようです。GoProによると、Zeus Miniは1回の充電で最大6時間の使用が可能だそうです。販売価格は69.99ドル(約7,500円)。日本でも発売されるかは現時点では不明です。