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農薬がミツバチの赤ちゃんの脳の発達を阻害

インペリアル・カレッジ・ロンドンの研究者たちによると農薬ミツバチの赤ちゃん脳の発達阻害するという研究結果を発表しました。研究チームはマイクロCTスキャンを用いて、マルハナバチ(ミツバチ)が幼虫期に農薬へさらされると、脳のどの部分に障害をあたえるかを突き止めました。

広がるミツバチへの食料汚染

研究者らによると、ミツバチの脳への汚染は大人になって簡単な学習作業を行う能力に影響を与えました。研究チームの科学者たちによると、これまでミツバチに関する研究で、さまざまな農薬にさらされたミツバチの成虫への影響が調べられてきました。

新たな研究によると、ミツバチの赤ちゃんもハチの巣内に持ち込まれた汚染された食物影響を感じることができる事を証明しています。ハチの巣内に入った汚染された食料はミツバチの発育に影響を与える可能性があり、また農薬に汚染された食物を与えられたミツバチの赤ちゃんは、脳の一部の成長遅れが出ました。

障害を持つミツバチが与える食卓への影響


その結果、脳が小さく機能に障害のある大人のミツバチが誕生しました。農薬がミツバチにあたえる影響取り返しのつかない問題です。汚染されたミツバチが成虫になると、適切な採餌ができなくなることがあります。研究チームによると、ミツバチの影響を最小限にとどめるには農薬の使用に関する世界的なガイドラインが必要であるといいます。

実験では、使用したハチのコロニーに、ネオニコチノイドと呼ばれる殺虫剤を添加した花蜜の代用物を与えました。これらの農薬の一部はEUで規制されているが、日本をはじめ世界的に使用されている農薬です。農薬に汚染されていない若いハチと比較したところ、農薬に汚染したハチは汚染しなかったハチと比較して明らかな障害が確認されました。

日本をはじめ、世界各国で2000年代半ばからミツバチの大量消滅が伝えられていおり、こうした農薬の使用がミツバチ減少問題のカギとなっていると言われています。単にハチミツを運ぶだけではなく、ミツバチがいなくなると言う事は作物が育たないと言う事を意味しています。早急に世界的なガイドラインが定まる事を願うばかりですね。