世界中で猛威を奮っている新型コロナウイルス(COVID-19)は、主に空気中の水滴や汚染された手が触れた表面を介して拡散すると考えられています。このため、公衆衛生当局は、顔に触れないようにし、定期的に手を洗うように公衆に助言しています。新しい研究は、コロナウイルスが頻繁に触れる表面で持続する時間を明らかにします。
手が汚染された人が触れる可能性のある表面がいくつかあり、それらの一部は洗うのが困難です。たとえば、食料品店で販売されているパッケージ製品は、購入前に複数の人が触れている場合があります。同様に、その手は、車のハンドル、手すり、ドアノブのような予想されるものだけでなく、あなたの玄関口に届けられる荷物や郵便物に触れるかもしれません。
カリフォルニア大学ロサンゼルス校で行われた新しい研究では、コロナウイルスが特定の表面にどのくらいの期間潜んでいるかが詳しく説明されています。銅製の表面では最大4時間、段ボールで最大24時間、そしてステンレス製やプラスチック製のモノでは最大2~3日も潜んでいる事がわかりました。
このような接触で簡単に伝染するウイルスを封じ込めることは困難です。人は1時間で平均23回も顔を触ると言います。多くの人が表面に触れ、うっかり顔に触れ、口、鼻、目にウイルスを移します。このため、ウイルスを殺すことができる石鹸を使用して頻繁にそして徹底的に手を洗うことをお勧めします。
病気であるか感染している疑いのある人(既知の感染者と密接に接触した人を含む)は、ウイルスの蔓延を抑えるために家にいることをお勧めします。同様に、研究者によると、この感染症の伝染を防ぐために、物体と表面を定期的に掃除して消毒する必要があります。