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ロックスター関係者が暴露 「GTA」過去作のリマスター版、今秋発売か

以前から、ロックスター社が「グランド・セフト・オート」の過去作をリマスターし、最新のゲーム機で再発売を検討しているという噂がありました。これまでのところ、公式からの確証を得るには至っていませんが、米メディアが今日報じたところによると、リマスター版が今年の秋にリリースされるとのことです。

米ゲーム系ブログメディアのKotakuは、3人の情報源の話として、GTAシリーズのリマスター版が完成に近づいていると報じています。いずれもロックスター関係者への取材によるもので、情報源についてはこれまでにもGTAや「レッド・デッド・リデンプション」関連のリークに関して「信頼できる実績」があるとのことです。

ここ最近、GTA過去作のMod多数が削除・公開停止され、プレイヤーの間では「リマスターが準備されているのでは」という噂が流れている。

情報源によると、ロックスターは現在、PS2時代の名作「GTA 3」、「GTAバイスシティ」、「GTAサンアンドレアス」のリマスターに取り組んでおり、グラフィックやUIが刷新されると言われています。過去の名作を現代のプラットフォームに合わせてアップデートすると同時に、全体的にクラシックな雰囲気を維持することを目指しているようです。

当初は、「GTA V」を購入した人への特典として提供する予定だったものの、現在では、今年の秋にリマスター版3部作を単独で販売する予定のようです。さらに興味深いのは、PS4、PS5、Xbox One、Xbox Series X|S、スイッチ、PC、Stadia、そしてモバイルデバイスなど、あらゆるプラットフォームでの発売を予定しているという点。

任天堂とGTAの歴史をたどると、シリーズ初期の2作はゲームボーイカラーに移植され、ゲームボーイ・アドバンスとニンテンドーDS向けにスピンオフ作品「チャイナタウン・ウォーズ」が導入されましたが、それ以外でGTAの正規版が発売されたことはありませんでした。そのため、Kotakuの報道が正しければ、これは任天堂にとって大きなニュースとなります。

リーク情報が事実であれば、今年の冬には過去の名作を楽しめるようになるかもしれない。

なお、レッド・デッド・リデンプションのリマスター版も発売の可能性があるとされていますが、優先順位はGTAの方が高いようです。