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トヨタ 「GR Supra」にMT設定を新たに追加

トヨタがSupraファンの声に応え、「Toyota GR Supra(トヨタ GR スープラ)」にマニュアルトランスミッション(MT)を設定すると発表しました。スープラは、日本を中心とした種々のカーレースで使用されている象徴的なスポーツカーです。2002年に生産を停止した後、トヨタは2019年にスープラを復活させ、以降、初回リリースに続いて毎年アップデートを行っています。

トヨタは米国向け公式Twitterで、3つのペダルのティーザー写真に「#Supra」と「Manual」のハッシュタグを付けて投稿し、スープラのマニュアル設定を仄めかしました。2022年モデルのスープラには、2.0L直列4気筒ターボエンジン、3.0L直列6気筒ターボエンジンの2つのパワートレインが用意され、トランスミッションは8速ATのみの設定です。

スープラ用に新開発されたマニュアルギアボックス搭載

トヨタの欧州部門はこのツイートに続き、プレスリリースを公開し、Toyota GR Supraに新しく専用に開発されたMTが搭載されることを発表しました。MT設定のスープラは、通常のクロームやブラックではなく、赤い「Supra」エンブレムがリアに施されています。

スープラのMTが、2.0L直列4気筒ターボエンジンか3.0L直列6気筒ターボエンジン、または両方に設定されるのかは、現段階では不明です。プレスリリースでは、今後数週間にさらなる詳細が公開されると記載されています。

MT設定はRZグレードのみ

復活以降、マニュアル設定を待望していたファンにとって嬉しいニュースですが、Toyota GR Supra MTがどの市場に投入されるかは、まだ分かっていません。ツイートがトヨタ米国部門から投稿、そしてプレスリリースが欧州部門から発表されたことから、欧米での販売は確実とみられています。