ベントレー コンチネンタルGT『マリナー ブラックライン』 ラグジュアリーにひねりを

ベントレーのコンチネンタルGTの中でもイギリスの美意識を随所に感じさせるマリナー。その2022年モデルのコンチネンタルGTマリナーに新たに「GTマリナーブラックライン」モデルが導入されました。最新のブラックライントリムは、コンチネンタルGTのクーペバージョンとコンバーチブルバージョンの両方にオプション設定されます。ブラックラインでは、典型的な明るいクロームトリムの代わりに、黒を基調とした特徴的なアクセントで引き締まった印象を与えています。

GTマリナーブラックラインは、世界的に高まるダークテイストの車を求める声に応えために。導入がなされたそうです。ベントレーは、コンチネンタルGTの海外受注の約40%をブラックラインが占めていると述べています。

GTマリナーブラックラインはブラックのラジエターグリル、バンパーロアグリルをブラックで統一。足元には、セルフラベリングバッジにクロムリングが配われた22インチのリムをブラックに塗装したビスポークホイールを装備し、タイヤが回転すると、まるでセンターキャップが宙に浮いている様な視覚効果も。また、コントラストの効いたポリッシュ仕上げのブラッホイールもオプションとして用意されます。

もちろん、インテリアはフルカスタマイズ可能。プレミアムでサステイナブルな素材、牛革、糸など、全8種類の3色のインテリアコンビネーション、または多彩なカラーパレットの中から選ぶことができます。ブラックライントリムには、フライングスパーで初採用された特徴的なダイヤモンドキルトレザーシートを採用。ひとつのダイヤモンドを象るのに712針のステッチが施されており、「他の追随を許さない自動車のクラフツマンシップの真の証」とベントレーが述べるのも納得です。

パワートレインは、最大出力626馬力、最大トルク664lb-ftを発生する6.0リットルW型12気筒ツインターボエンジンと、最大出力542馬力、最大トルク569lb-ftを発揮する4.0リットルV型8気筒ターボエンジンから選択可能。どちらも8速ATを採用しています。

販売価格に関しては明らかにされていませんが、ノーマルトリムのV8エンジン搭載コンチネンタルGTは、217,800ドル(約2,500万円)から、W12エンジン搭載コンチネンタルGTコンバーチブルは、250,000ドル(約2,900万円)からです。

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