ちょっとアブない『アヴェンタドール』改造キット 日本のリバティーウォークが発表

ランボルギーニの象徴的なV12スーパーカー『アヴェンタドール』の生産終了と最終モデルが発表され、注目を集めています。そんな中、日本のチューニングショップであるリバティーウォークは、アヴェンタドール用のボディキット「シルエットワークスGT-EVO」を発表しました。リバティーウォークは、これまでにもアヴェンタドール向けにさまざまな改造を手掛けてきましたが、今回のキットはその中でも最高に過激なものだとされています。

「LB-Silhouette WORKS AVENTADOR GT Evo」

世界20台限定のシルエットワークスGT-EVO(LB-Silhouette WORKS AVENTADOR GT Evo)は、これまでの作品とは異なり、リバティーウォークのトレードマークであるリベットの露出がありません。しかし、全体から漂う刺激的でちょっとアブない雰囲気は、カスタムカーというより「改造車」という言葉が似合います。

フロントバンパーやフロントスプリッター、ワイドフェンダーのほか、ボンネットも独自のカスタムパーツを採用。巨大なリアスポイラーはピクニックテーブルとしても機能するでしょう。リアディフューザーはダースベイダーの口のように攻撃的な造形です。

FRP(樹脂)製のキットを選択した場合、価格は946万円(税込み)から。一方、フルカーボンファイバーのキットであれば1,870万円(税込み)からとなっています。

「LB-Silhouette WORKS AVENTADOR GT Evo」

ベースとなるアヴェンタドールLP780-4ウルティメの価格が、クーペで5,454万3088円、ロードスターで5,986万4236円からということを考えると、フルカーボンキットは車両本体のおよそ3分の1ということになります。これを高いと捉えるかどうかは人によるでしょう。

アヴェンタドールの最終モデル、LP780-4ウルティメは、6.5L自然吸気V12エンジンを搭載し、最高出力780ps、最大トルク720Nmを発揮します。7速AT、全輪駆動、全輪操舵を備え、0-97km/h加速を2.8秒で、最高速度は350km/hに達します。

リバティーウォークのキットを装着することで性能にどう影響するかは不明ですが、そもそもニュルブルクリンクで最速ラップを記録したアヴェンタドールの圧倒的なパワーを、一般ドライバーが公道で引き出せるはずもなく、その必要もありません。どうせランボルギーニを買うなら、ド派手で目立つような改造を施したい……そう考えるドライバーも多いのではないでしょうか。

林 汰久也

愛知県在住29歳/ハウスメーカーの営業を経て、IT系ベンチャーのメディア事業に参画。2020年よりフリーのライターとして活動開始/愛車遍歴:マツダ『RX-8』⇒シトロエン『C4』⇒スバル『フォレスター』&ホンダ『クロスカブ50』/ゲームはPS派だが、最近ゲーミングPCが欲しいと思っている。

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