フォードは、最近アップデートされたミシガン州の組立工場で、新型『ブロンコ』の生産を開始したことを発表しました。2ドアモデルと4ドアモデルの両方が、この工場から米国全土のフォードディーラーに向けて出荷されていきます。
フォードによると、第6世代となるの新型ブロンコを製造するために、ミシガン組立工場に7億5,000万ドル(約825億円)を投じて設備等の更新を行い、約2,700人の従業員を新たに雇用した(計約4,900人)とのことです。
その投資の一環として、ミシガン組立工場に隣接する約16万平方メートルのモディフィケーション・センターを増設し、ブロンコのカスタマイズを行います。その施設内で可能なカスタマイズとしては、サファリバー、ルーフラック、エクステリア・グラフィック・パッケージ、追加アクセサリーなどがあります。
ブロンコはこれまでに、米国とカナダで合わせて12万5,000台以上が注文され、19万台以上の予約が入っています。フォードは、新型ブロンコはタフな耐久性とあらゆる地形を走破する能力を特徴とし、素の状態でそのまま冒険に出かけられるとしています。
複数のグレードが設定されており、ベースモデルは29,995ドル(329万円)からとなっています。
ブロンコは1965年、ミシガン・トラック工場(現在のミシガン組立工場)で初代モデルの生産が開始されました。その後、5世代にわたって販売が続けられ、1996年6月12日に生産終了。31年の間に110万台以上のブロンコが生産されました。
6代目では、初めて4ドア仕様が導入されました。予約は昨年の夏から始まっています。