テキサス州に本社を置くRCメーカー、トラクサス(Traxxas)の最新ラジコンモデル、『フォード・ブロンコTRX-4』が発表されました。フォードのSUV『ブロンコ』に瓜二つのスタイリングで、日本でも発売されるようです。
1:10スケールのブロンコTRX-4は見た目が華やかなだけでなく、実車同様にオフロード走行が可能です。車体のベースには、同社の『ランドローバー・ディフェンダー』にも採用されているオフロード向けのプラットフォーム、TRX4が採用されています。
リモートロック式のフロント/リアデフとハイ/ローレンジのトランスミッションを備え、「他に類を見ないドライビング」を実現しているとのこと。また、ポータル・アクスル、硬化鋼Uボルト、シールドボールベアリング、防水ステアリングサーボ、チタン製の21T 550モーターなどを搭載しています。
電源は5,000 mAhのリチウムポリマーバッテリーで、最大2時間のノンストップ走行が可能なほどのパワーを備えています。このバッテリーと電子機器はシャシーに組み込まれています。アプローチアングルは52度、デパーチャーアングルは49度と実車以上の角度を持ち、比類なきオフロード性能を発揮します。
オフロードでの過酷な使用を想定し、ボディを破損した場合には予備のボディシェルが別途用意されています。発表映像を見ると、サイドミラーも壊れにくいように折りたたみ可能な構造となっているようです。
それだけではありません。トラクサスは、アルマイト処理されたポータルハウジングやヘビーデューティー・アクスルシャフト、ステアリングリンケージ、サスペンションパーツなど、ブロンコTRX-4用のアクセサリーを複数ラインナップしています。メタルフックと高トルクの電気モーターを装備したリモコン式ウインチは、最大10ポンド(4.5kg)まで牽引することができます。
トラクサス・ブロンコTRX-4は、米国では2021年5月中旬から発売されます。価格は549.95ドル(約5万9,800円)から。オリジナルのフォード・ブロンコとは異なり、日本の正規販売代理店でも近日発売されるという情報があります。