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アップルカー製造委託 マグナと韓国LGの合弁会社が「契約締結間近」と報道

韓国メディアの報道によると、韓国LG電子とカナダの自動車部品メーカーであるマグナ・インターナショナルが設立した合弁会社(仮称:LGマグナeパワートレイン)において、アップルのEV製造を受注する契約締結が「非常に近い」とされています。

交渉に詳しいとされる関係者がコリア・タイムズ紙に語ったところによると、LGマグナeパワートレインはアップルとの製造委託に向けた交渉が進められており、いわゆる「アップル・カー」の初期量産を担当することになるとのことです。

この関係者は、現時点では詳細はまだ協議中であると明言しています。報道によれば、アップルはまず、同社初のEVの市場価値を評価したいと考えているようで、契約が締結されたとしても、最初から大量生産することはないと予想されます。今回の取引で興味深いのは、LGグループの関連会社がすでにアップルのサプライチェーンの中に入っていることです。

関係者によると、LG Displaying、LG Chem、LG Energy Solution、LG Innotekの4社がアップルのサプライチェーンに入っているということで、部品供給網に関する問題は心配ないということになります。また、これらのLG関連会社はすべて、アップル・カーに必要な部品の生産歩留まりの確保と迅速な納入が可能です。LGの関係者は、この噂について公式なコメントを出していません。

また、別の関係者によると、LGブランドはEV業界では無名なため、存在感をアピールするための競争材料が必要であるといいます。その意味で、LGはアップル・カーに大きな期待を寄せていると言われており、アップルとLGの両者にとってWin-Winの関係になっています。両関係者は、今回の提携の金額規模は大きくないと主張しています。