フルサイズSUVに手組みの5.6L V8搭載 最高出力428馬力 日産『パトロールNISMO』中東発売

日産は、バーチャルイベント「Expo 2020ドバイ」において、スポーティーなフルサイズSUVを発表しました。2021年モデルの『パトロールNISMO』で、日産は「NISMOパフォーマンスブランドの最新章」としています。バーチャルイベントでグローバルに初公開されましたが、中東地域のみの販売となります。

レースにインスパイアされたNISMOバージョンのパトロールは、魅力的なエクステリアに、高級SUVの洗練性とスポーツカーのパフォーマンスを兼ね備えています。今回の発表は、1951年に初代パトロールが発売されてから70周年を記念して行われました。パトロールNISMOは、ボディの空力特性を最適化するとともに、サスペンションを改良してハンドリングを向上させています。

パトロールNISMOは、「V8 LE プラチナシティ」モデルをベースにしており、最新のニッサン・インテリジェント・モビリティを搭載。パワートレインには最高出力428馬力、最大トルク560Nmの5.6L V8エンジンを採用しています。NISMOバージョンは、横浜のエンジン工場で日産『GT-R』のエンジンを手作りしている4人のマスターエンジンビルダー「匠(たくみ)」によってチューニングされています。

パトロールNISMOでは、フロントバンパーにサイドダクトを追加することで、揚力ゼロを実現しており、これはSUVセグメントでは画期的なことだといいます。また、22インチのツートンカラーのアルミホイールを採用し、合計4.5kgの軽量化に成功しています。

安全装備としては、歩行者検知機能付きインテリジェント・エマージェンシー・ブレーキ、前方衝突警告、スマート・リアビュー・ミラー、ハイビームアシストなど、最新の運転支援システムを標準装備。

4月から中東で販売を開始し、価格は約10万5,000ドル(1,146万円)となります。

林 汰久也

愛知県在住29歳/ハウスメーカーの営業を経て、IT系ベンチャーのメディア事業に参画。2020年よりフリーのライターとして活動開始/愛車遍歴:マツダ『RX-8』⇒シトロエン『C4』⇒スバル『フォレスター』&ホンダ『クロスカブ50』/ゲームはPS派だが、最近ゲーミングPCが欲しいと思っている。

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