新型フォルクスワーゲン「アマロック」 フォードとプラットフォーム共有か 2022年公開

フォルクスワーゲンは、中型ピックアップトラック『アマロック』の次期モデルを2022年に公開すると発表しました。フォード『レンジャー』をベースに開発される見込みで、キャラクターや価格帯が大きく変わる可能性があります。

アマロックはこれまで、ピックアップトラックが人気を集める米国には導入されてきませんでした。価格帯が高く市場に見合わないというのが理由のようですが、今回のモデルチェンジに伴い、初めて導入されるのではないかという憶測もあります。ただし、現時点では公式な声明は発表されておらず、プラットフォームを共有するフォード レンジャーと競合することになるため、導入の可能性は低いと思われます。

今のところわかっているのは、新型アマロックには4ドアのデュアルキャブ仕様と、2ドアのシングルキャブ仕様が用意されるということ。ボディ・オン・フレーム構造を採用し、複数のパワートレイン・オプションを設定する可能性があります。

パワートレインは、2.3L 4気筒ターボや2.7L V6ターボなどをフォード レンジャーと共有する可能性があります。ディーゼルエンジンの需要を鑑みて、4気筒または5気筒のディーゼルターボエンジンも採用されるでしょう。

最もパワフルなモデルには、先代アマロックや他のVW車に搭載されている3.0L V6 TDIの改良版が搭載されると予想されます。新型アマロックがレンジャーのプラットフォームに移行することでプレミアム性が失われ、販売に支障をきたすのではないかという憶測もあります。

林 汰久也

愛知県在住29歳/ハウスメーカーの営業を経て、IT系ベンチャーのメディア事業に参画。2020年よりフリーのライターとして活動開始/愛車遍歴:マツダ『RX-8』⇒シトロエン『C4』⇒スバル『フォレスター』&ホンダ『クロスカブ50』/ゲームはPS派だが、最近ゲーミングPCが欲しいと思っている。

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