スバルは、SUVの『アウトバック』に導入される新モデルの一部を写したティーザー画像を北米で公開しました。これは新型車ではなく、ワイルドな外観とオフロード性能の向上を図っていると思われる、新しい仕様のようです。報道によれば、このモデルは「ウィルダネス・エディション(SUBARU OUTBACK WILDERNESS EDITION)」と呼ばれ、2022年に北米で発売される予定です。
画像を見る限りでは、サイドのクラッディングが太くなっていること、ホイールが新しくなっていること、そしてヨコハマ・ジオランダーA/Tというオールテレインタイヤが装着されていることがわかります。これらの要素から、オフロード走行やレジャーでの使用を重視した、スバル車の新シリーズになると期待されています。
アウトバック以外にも、「ウィルダネス」の名を冠したモデルが設定される可能性があります。しかし、『クロストレック(日本名:XV)』のウィルダネス仕様はカナダでしか販売されないという噂も立っています。クロストレックが米国、特にコロラド州で人気があることを考えると、やや奇妙な決定です。一部のディーラーでは、クロストレックにアフターマーケット用のホイールとグリップ力のあるタイヤを装着したバージョンを販売しています。
アウトバック・ウィルダネスはおそらく、ジープのような本格的なトレイルを目的としたものではないでしょう。ハイキングやマウンテンバイク用の登山口につながる、比較的整備された未舗装路で活躍するのではないでしょうか。現時点では価格は明らかにされていませんが、詳細は3月30日に正式発表される予定です。
ウィルダネスモデルは、標準のアウトバックとの差別化を図るために、フロントとリアのバンパーにデザイン変更が加えられることは間違いないでしょう。また、インテリアにも変化があるかもしれません。