車内でFire TVが利用可能に!「Fire TV for Auto」発表 ジープに初採用

年内に発売される新型ジープ『グランドワゴニア』に、インフォテインメント・システムの一部としてFire TVが搭載されることが明らかになりました。HuluやNetflixなどの主要プラットフォームからコンテンツをストリーミングできるようになります。ディスプレイは、後席と助手席用に用意される予定です。

グランドワゴニアには、車載システムのプラットフォームとして「Uconnect 5」とAmazonの「Fire TV for Auto」が搭載され、車両の各機能とともにAlexa、ストリーミングコンテンツ、ゲームを利用できます。コンテンツはユーザーのAmazonアカウントと同期し、自宅でNetflixの映画を一時停止して、車内で中断したところから再開するなどシームレスな視聴が可能。

ジープ『グランドワゴニア』

安全性に関しては、ジープによると、助手席用のエンターテイメント・ディスプレイにはプライバシーフィルターが付いており、ドライバーがコンテンツを見ることができないようになっているといいます。メインのUnconnect 5ディスプレイ(センターディスプレイ)では、駐車中にのみ視聴できるようにする予定です。

Fire TV for Autoプラットフォーム専用のリモコンが付属し、Alexaの音声認識機能にも対応します。Uconnect 5システムとFire TVを接続することで、地図やエアコンなどの各機能をリモコンから操作することもできるようです。

米国、カナダ、メキシコで今秋からグランドワゴニアに搭載される予定です。Amazon Fire TVのVP兼ゼネラルマネージャーであるサンディープ・グプタ氏(Sandeep Gupta)は次のように述べています。

「わたし達は、どこにいても最高のエンターテイメントを提供することを目的として、自動車用のFire TVを再構築しました。Fire TVを内蔵することで、お気に入りの番組をストリーミングしたり、Alexaを使って自宅で電気をつけっぱなしにしていないか確認したり、Uconnectシステムを使って独自のコントロールを利用したりすることができます」

林 汰久也

愛知県在住29歳/ハウスメーカーの営業を経て、IT系ベンチャーのメディア事業に参画。2020年よりフリーのライターとして活動開始/愛車遍歴:マツダ『RX-8』⇒シトロエン『C4』⇒スバル『フォレスター』&ホンダ『クロスカブ50』/ゲームはPS派だが、最近ゲーミングPCが欲しいと思っている。

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